感動のノンフィクション映画、チョコレートドーナツを観た！
映画、チョコレートドーナツを観た。
薬物に溺れた母親に見捨てられたダウン症の少年と一緒に暮らし守っていくために、司法や周囲の偏見と闘うゲイカップルの姿を描く1970年代アメリカの実話を基にした映画。
ショーダンサーでその日暮しの生活を送っていた同性愛者のルディ。
そして、そのルディに一目惚れした同性愛者の弁護士ポール。
ダウン症の少年マルコの３人を中心に物語が進んでいく。
マルコと同じアパートに住んでいたルディは、母親に捨てられていたも同然だったマルコに同情してポールと一緒に世話をしているだけだったが、やがて愛情が芽生えて引き取って親として育てる決意をする。
親権を取ってマルコを育てるために同じ同性愛者のポールに相談するが、当時同性愛者に対する偏見がひどかったことから、考えを改めるように勧めるポール。
けれど、そんな偏見に負けず実の母親より大切に育てたいと考えるルディは訴訟を起こす。
訴訟中、同性愛者は不利であることからその事実を隠し、ようやく親権が認められるに至ろうとした時、同性愛者である事が知られて、訴訟に敗れてしまう。
また、同性愛者である事が知られた事により、ポールも職を失うことになる。
そして、マルコは・・・。
この映画を観ていて思ったことは、ダウン症の少年マルコ役を演じたアイザック・レイヴァ、同性愛者のルディ役を演じていたアラン・カミング。
演技が演技ではなく本当にうまいと思ったらそれもそのはず、アイザック・レイヴァは本当のダウン症の男の子、アラン・カミングは本当の同性愛者であることを後で知る。
そのことを知らずに映画を観ていたので、つい引き込まれて観ていました。
実際にあった話を実際の人たちが伝えていく映画、リアリティが本当にありました。
泣ける映画、本当に観てもらいたい映画としておすすめします。
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